勝浦市議会 3月定例会 とべかおるの一般質問(文字起こし)

まだ議員別のYoutubeが上がってないので、文字起こしを先行してアップします。

戸部薫議員
こんにちは。戦前そして戦中、どんな迫害や弾圧にも屈せず、先輩たちが戦争反対、平和を守れ、主権在民を掲げて戦い抜いた日本共産党の戸部薫です。私は憲法を守り、平和を守ることが何よりも重要な今、日本が戦争か、平和かの重大な岐路に立たされていることについて、最初に質問をいたします。

ご承知のように岸田政権は昨年暮れに国民に説明もせず、国会にもはからず、閣議だけで安保三文書を決定し、防衛費という名の軍事費を今の2倍に増やそうとしております。また、岸田首相は今年1月、そのことをバイデン大統領に報告、実行の約束をしました。安保三文書の中身は、反撃能力という名の敵基地攻撃能力の保有であり、その主な内容は、今国会で明らかになりましたように、アフガニスタン戦争やイラク戦争でアメリカ軍が使ったトマホークというミサイルを近々、400発、約2000億円を超える金額で購入を予定、さらに迎撃されないように、音速の5倍以上の極超音速、射程距離3000km、つまり中国内部まで届くミサイルの開発とそして配備。さらにそのための戦闘機や軍艦などの配備、新たな基地建設などが中心的な中身となっております。そしてその予算は向こう5年間で43兆円。その後は毎年11兆円を超えると報道されています。これは戦後の歴代自民党政権が方針としてきました、専守防衛を180度転換するものであり、反撃能力という名の敵基地攻撃能力の保有は明白な憲法9条違反であり、許されません。

さらにその財源は国民から幅広く集めるとして、国民への大増税を押しつけ、医療、社会保障、教育費などの削減が始まろうとしているのです。私は戦争への道ストップ、憲法を守れ、平和を守れ、大増税反対の立場から照川市長に質問いたします。

市長は昨年9月議会におきまして、私の質問に対して憲法99条「公務員はこの憲法を尊重し擁護する義務を負う」とされ私はこれを遵守する考えでありますと明確に答弁されました。照川市長の言われた通り、今こそ憲法を守り、暮らしに生かし、そして平和を守り、市民の暮らしを守る自治体の役割が強く求められています。政府による憲法違反の大軍拡と大増税計画に対し、市民を代表して反対の意思表示をすべきだと思いますが、市長の見解を伺います。
次に、コロナ対策、物価の高騰などにより市民の皆さんの暮らしが大変です。私どもが昨年秋に行った市政アンケートでは、「暮らしぶりが良くなった 0%」、「暮らしぶりが悪くなった 62%」、「これ以上やりくりできない」も含めて、「変わらない」 が32%でした。
市民の皆さんの暮らしぶりは何とかしのいでいるという状況と推察できます。とりわけ子育て世代には家計のやりくりに厳しいものがあるのではないでしょうか?
そこで、本市の人口減少ストップから増加にも関わる課題として、子育て教育に絞って質問をいたします。内閣府は5年に一度、少子化社会に関する国際意識調査を行っております。最近の2020年度に行った同調査は、日本、フランス、ドイツ、スウェーデンが対象でした。その結果、「自分の国が子供を産み育てやすい国だと思うか」の問いに、「スウェーデン:そう思う97.1%、そう思わない 2.1%」、「フランス:そう思う 82.0%、そう思わない 17.6%」「ドイツ:そう思う 77.7%」でした。一方日本は「そう思う38.3%、そう思わない61.1%」、日本だけ他の参加国とは対照的な結果となりました。また、育児支援の最重要政策は何かとの質問に、日本は教育費の支援軽減との回答が69.7%と最高でした。さらに、希望する人数まで子供を増やさない、増やせない理由はとの問いに子育てや教育にお金がかかりすぎるからとの回答が日本は51.6%。

逆にスウェーデンは子供を産み育てやすい国だと思う理由はとの問いに、84.1%が、教育費の支援、軽減があるからと回答しております。また、文部科学省の2021年度の子供の学習費調査では幼稚園3歳児から高校卒業までの15年間、全て公立校に通った場合の平均で1人当たり574万円の費用が必要であることも明らかになっております。

私どもの昨年の市政アンケートの結果でも、子供の遊び場、少し大きな公園を増やして、という声や、歩道の傾斜がきつくて車道をベビーカーで歩いている。また、市道の白い線や、止まれの文字標識が薄くなっているところが多い。さらに、保育所の放課後ルームをあと30分延ばして、子供のインフルエンザやおたふくのワクチンを無料にして欲しいなど、具体的な要望と一緒に、教育費の保護者負担の軽減の要望が少なくない方から寄せられています。したがって、子育て環境の充実とともに、教育費の保護者負担の軽減は待ったなしの状況と言わざるを得ません。

なおここで言う教育費とは、保護者が負担する教育に関わる私費を言っています。照川市長は広報浦昨年9月9日号に市長就任挨拶を掲載され、勝浦市をより良くしていくための基本方針の第1位、子供の未来を拓くそして新しい時代に寄り添う子育て環境作りを行います。
安心して産み育て、暮らせるまち作りを目指しますと述べています。そこで照川市長に質問いたします。一点目は新しい時代に寄り添う子育て環境そして安心して産み育て暮らせるまちとはどのような内容でしょうか?
私は、まずは先ほど紹介したような子育て最中の市民の声、要望を一つ一つ叶えることが大事なのではないかと思っておりますが、お伺いいたします。二つ目に先ほど述べた国の調査や、私どもの市民アンケートでも明らかなように、教育費の保護者負担の軽減は待ったなしの状況です。今後どのように対処されますか。お伺いいたします。第3に、教育環境施設設備、子供の安全確保等について質問いたします。一つ、市内小学校5校、中学校の教職員は、定数通り配置されているのでしょうか?また、教育支援員さん、正確な名前ではありませんが、教育支援員さんや用務員さんは全校に配置されているのでしょうか?さらに、学級定数は現在どのようになっているのでしょうか?教えいただきたいと思います。

二つ目に、普通教室、特別教室、ここでいう特別教室は保健室 図書室 多目的室、理科室、音楽室、図工美術室、家庭科室などに、冷暖房設備つまりエアコンは設置全て設置されているのでしょうか?質問します。また体育館にはエアコン、冷暖房設備は設置されていますか。教えてください。3番目に全国に先駆けて給食費を無償化したことは、食育のみならず、子供たちの健全な成長発達にとっても、また教育費の保護者負担の軽減にも繋がり、素晴らしい事業だと私は思っております。

これ以外に、つまり給食費の無償化以外に教育に関する保護者負担の軽減はそういう施策事業は現在、ありますか。教えてください。4番目に就学援助についてです。援助の基準はどうなっておりますか、質問します。また、要保護者数、準要保護者数を、小中学校別にお答えいただきたいと思います。さらに、就学援助申請用紙の配布方法、時期、年度の配布回数を質問をいたします。次に、子供たちの生理用品の設置状況はどのようになっておりますか、質問いたします。次に、子供たちの登下校時の安全確保についてです。子供たちが通学に使っている車道と歩道を区別する緑色ペンキによる、いわゆるグリーンラインというのでしょうか、その整備の進捗状況を伺います。二つ目に、ブロック塀のある通学路は安全確保のためにどのような対処をされているのでしょうか?質問いたします。登下校時の万が一の子供たちの事故に対応する保険は現在どのようになっているのでしょうか?これも教えいただきたいと思います。第4に、学校給食について質問いたします。食材の購入について市内と市外の仕入れの金額の割合、また納入業者数を伺います。

さらに、本市のオーガニック給食に向けた準備状況等を教えください。質問です。以上四つの柱15項目について答弁を求めて、私の登壇の質問といたします。ご答弁よろしくお願いを申し上げます。

照川由美子市長
ただいまの戸部議員の一般質問にお答えします。初めに、岸田政権の大軍拡大増税計画に対する見解についてお答えします。本質問の内容につきましては、政府の決定や国会における審議の対象と認められるため私からの答弁は差し控えさせていただきます。

次に、市長就任挨拶における基本方針の第1についてお答えします。まず市長就任挨拶の内容についてですが、新しい時代によりそう子育て環境につきましては、私が市政の基本方針に掲げた3点のうち1点目の子供の未来を開く、の中でお示しいたしました。その内容は、子供を取り巻く環境の変化に即した施策を推進するため、新しい時代に寄り添う子育て環境作りを述べたところであります。安心して産み育て、暮らせるまちについては本市が抱える課題に対し、その解決にかかる施策の目標として掲げたものであります。この実現を図るため、勝浦市総合計画第4章リーディングプロジェクトの第3節にお示めしました。子供の未来を開く、と合わせ、豊かな自然を生かす。住みよさを実感できるの3点の方針を掲げ、目標の実現に努めてまいります。次に教育費の保護者負担の軽減についてですが、議員の御指摘の通り。子育て世代への支援は重要なことと考えております。私が目指す安心して産み育て、暮らせるまち作りの実現に向けて令和6年度に子供の誕生から中学卒業までの子育ての一本化を図るための(仮称)子供未来課を創設します。この行政改革に取り組むため、令和5年度はその計画策定を具体的に実行してまいります。これと併せ、教育費保護者負担の軽減に向けた取り組みについても調査研究を進めてまいります。

次に、教育環境、教育施設設備、子供の安全確保等についてお答えします。私からは、子供たちの登下校時の安全確保について、まず、緑色のペンキ、いわゆるグリーンラインによる通学路整備の進捗状況についてですが、歩道の設置が困難な道路で歩行者と車両を区別し歩行者の安全を確保するためにもグリーンラインの設置は有効と考えます。令和5年2月現在で通学に利用している道路を含め、国道および県道では、約2300mが整備され、市道については約550mを整備しております。今後も道路の状況を踏まえ、国道および県道については道路管理者である千葉県に要望してまいります。また、市道についても計画的な設置を検討してまいります。

次に、ブロック塀のある通学路にかかる安全確保についてですが、平成30年6月の大阪府北部地震により、小学校のブロック塀が倒壊し、小学生が死亡するという痛ましい事故の発生を受け、千葉県が主体となり、勝浦市も同行し、通学路に面する危険ブロック塀の確認を行い、
危険ブロック塀の所有者に対し、対面およびポスティングによる注意喚起を実施いたしました。また、令和2年4月に危険ブロック塀等改修促進事業補助金交付要綱を策定し、危険ブロック塀の所有者に対し、撤去等への補助を行う。その解消に努めております。その他、今年度もパトロールを実施し、危険ブロック塀の所有者に対し、ポスティング等により注意喚起を実施いたしました。今後も、危険ブロック塀の解消のため、引き続き注意喚起と合わせ、補助金制度の周知をしてまいります。
以上で戸部議員の一般質問に対する私からの答弁を終わります。なお、教育に関するご質問については、教育長からお答えします。

岩瀬好央教育長
それでは、ただいまの戸部議員の一般質問にお答えします。初めに、教育環境、教育施設、設備、子供の安全確保等についてお答えします。まず、小中学校の教職員特別支援教育特別教育支援員。学校用務員の配置についてですが、市内の小学校、中学校には公立小中義務教育学校定員配置基準により定数通り教職員は配置されております。また、勝浦市の会計年度任用職員である。特別支援教育支援員および学校用務員の配置については、全小・中学校に配置をしております。

次に普通教室、特別教室、体育館のエアコンの設置についてですが、普通教室へはエアコンを全て設置しております。特別教室では原則エアコンは設置しておりません。体育館にはエアコンを設置しておりませんが、全ての体育館にシーリングファンを設置しております。
次に、給食費の無償化以外の保護者負担軽減の施策についてですが、給食費の無償化以外には義務教育を受けさせるための経費が経済的な理由で負担できず、就学が困難と認められる場合に学用品費等の必要な援助を行う就学援助制度の対応となっております。
次に、就学援助についてですが、就学援助の基準は世帯の合計所得が生活保護基準の1.3倍未満の世帯としております。なお、今年度の小・中学校における就学援助の状況は要保護者数は0、準要保護者数は小学校で62名、中学校で44名なっております。
また、就学援助に係る申請用紙は年1回、11月初旬に、保護者全員を対象に紙面で配布しております。次に、子供たちの生理用品の設置状況についてですが、生理用品は全ての小・中学校のトイレに備え付けております。次に子供たちの登下校時の安全確保について、登下校中の事故に備えた保険への加入についてですが、これにつきましては、日本スポーツ振興センター災害共済給付の保険に加入しております。なお、加入にあたっては任意となっておりますが、全員が加入しております。また、保護者が負担する掛け金は年460円となっております。

次に、学校給食についてお答えします。食材の仕入れ先およびオーガニック給食についてですが、まず令和3年度の賄い材料費の仕入れ割合については、賄材料費の総額7169万8557円のち、市内業者からの仕入れは1458万8552円で全体の20.3%、市外業者からの仕入れは5711万5円で全体の79.7%となっております。また、オーガニック食品を使用した給食の提供についてですが、現在のところ行っておりません。

戸部議員
いくつか質問をさせていただきます。まず最初に1番目の大軍拡大増税反対については、政府の方針で現在国会で審議中であるので市長としての見解は差し控えたいというような中身だったかと思います。そこで、その大軍拡大増税ということ、から少し離れまして、
アメリカ軍が使った、イラク戦争やあるいはアフガニスタン戦争で使った、トマホークというミサイルについておうかがいいたします。ご承知のとおり、あの当時は私もテレビ映像で見たわけですが、確実に目標物を破壊する、そういうすごいものがこの世の中に現れたのだなというふうにあの当時思いました。そしてそれは今も使われているということであります。
で、現在ではおそらくアメリカだけが使っているのだろうと、アメリカ軍が使っているのだろうというふうに思われますが、このトマホークについてお尋ねをします。これはアメリカ軍にとっては明確な軍事力といいますか、戦力武力そのものだというふうに私は思うんですが、市長のお考えはいかがでしょうか?

戸坂健一副議長
戸部議員に申し上げます松浦市議会会議規則により第55条に、議題外にあたりまたはその範囲を超えてはならないという規定がございます。トマホークの質問に関しては勝浦市議会の範囲外だと思うんですが。

戸部議員
いえ。これこそやっぱり私は勝浦市議会で扱うべきものだというふうに思います。先ほどの質問の中で私はトマホークという言葉も出して質問して、それに対して、照川市長から先ほどのような答弁があったというふうに私は理解しておりますので、一旦一般質問の登壇しての質問の中で許しておきながら、私の発言を許しておきながら、その後2回目のところで、これは許されないっていうのは私は納得できません。

戸坂副議長
戸部議員に申し上げます。
発言を許さないという趣旨の発言ではなくてですね、通告書の中にトマホークという言葉とそれについての設問はありませんでしたので、その点確認をした次第であります。市長に対する質問として妥当とお考えであれば、もう一度再度質問趣旨を明確にして質問をしていただき、関連質問という形になるかと思いますので、市長がお答えできるかは、市長の判断によると思いますが、よろしいでしょうか?

戸部議員
質問通告書に大軍拡と私は明記しております。その内容の一つとして、トマホークについて先ほども述べましたし、自席からの質問としても、これは許されるものだというふうに私は思いますが。ぜひ答弁をお願いいたします。

照川市長
トマホークに関しまして、国防に関することですので、答弁を差し控えさしていただきます。

戸部議員
予想はされたことですが、残念であります。それでさらにこの問題について質問をしたいというふうに思います。照川市長はですね、市長としてはそして1人の人間としても、それから昨年9月の私の答弁に対する回答から言っても、二つお聞きします。一つは戦争に反対ですか。二つ目、平和を守ろうよというお気持ちはございますか。イエスかノーかでお答えいただければ大変ありがたいです。

照川市長
平和を強く願っております。以上です。

戸部議員
二つ質問いたしましたが一つしか回答がございません。もう一度言います。一つ目は戦争に反対ですかとお尋ねをいたしました。二つ目は平和を守ろうよというそういうお気持ちはございますかと質問して、そして後者の方はお答えをいただきました。前者についてのお答えをお願いいたします。

照川市長
私は戦争と平和これを一括してお答えしたつもりです。戦いにつきましては、様々考え方があると思いますが、私は戦わず平和な世界を作っていきたいと思っております。

戸部議員
私達の市長ですから、是非そのようなお答をいただきたいと思いました。

先に進みます。それで保護者の教育費の負担についてですが先ほど寺川市長の基本方針の第1についていろいろと質問をさせていただきました。やはり私も思うんですが、一つはその保護者が私この場合、父母というふうには表現しません。おじいちゃんおばあちゃんが育てている場合もあります。それから片親の場合もあります。だから一番適切なのは保護者ではないかということで、保護者が一つは安心できる。二つめにその中身として様々な周りから周りとの連帯助け合いと同時に公共機関つまり市がそれをバックアップしてくれるっていうそういう状況がやっぱり必要なんだと思います。そういうことによって安心が生まれ、そして、じゃあ私も頑張らなくちゃと子供たちと一緒にね、未来に向かって進んでいくことができるんだろうと思うんです。そういう中で、その安心で心の問題と同時に、コロナや、あるいは物価高騰の今のこの時期ですから、それに対する経済的な支援というのはどうしても今必要だというふうに思います。そこで先ほどの質問では私なりの教育費とこういうものですよ。つまり保護者が負担をする私費、これを少しでも和らげていくということが大事だというふうに思いましたのでそのように質問をさせていただいただいたわけです。

先ほど施策の目標の一二三を述べられてその実現のために力を尽くしてまいりますという市長の力強い答弁あったわけですが、その中でも特にこの経済問題っていうのは重要だというふうに私は思っております。参考までに申し上げますね。これは、ある雑誌に載っていたものです。残念ながら千葉県船橋市の例も載ってたんですが、どっかに紛失をしてしまいましたので、東京三鷹市の例です。例えば保護者が用意するランドセル、体操着絵の具、セット、鍵盤ハーモニカなどなど。これ全て3000円代だそうです。鍵盤ハーモニカは5000円以上、ランドセルはなんと7万から10万ぐらいかかる。それでも普通の値段だと。したがって、小学校に1人が入学するにあたっては、入学のその時点で、いや時点じゃなくてその前に10万円以上のものを用意しなければならない。こういう状況になってるんです。

と同時に、私よくわかりませんけれども、中学校では制服を使用している、そういう場合その制服の値段っていうのは、けっこうするということがわかりました。日本一高い、これは名前は出さない方がいいかもしれませんね。日本一高いある市では、私立中学校女子制服5万758円。それからズボン、これは任意だそうです。これが1万4000円。ザック4000円。靴まで指定だそうで、これが4800円、上履き4000円などなどということでこれもまさに10万以上かかるという状況です。こうしたことに対して、これは2月28日の東京新聞の1面トップ記事です。これを読みますとね。東京都は23年度から保護者の所得制限なしで18歳以下の子供全員に月額5000円を支給する方針、だそうですこれは都道府県ですか。この勝浦市に匹敵する区ではどうなのかということで調べて、ここに書いてあるのを見ますと、新宿区は入学祝い金が小学校の場合5万円、中学は10万円を支給。それから出産の場合、目黒区、失礼しました出産じゃありません、目黒区の場合は18歳以下に1万円を出すというふうになっております。それから、あの議案にもありましたけれども、港区は出産費用の自己負担額を事実上ゼロにするために50万じゃないんです。81万円を、最大81万円出すということが報道されていました。必要でしたら、このコピーさし上げます。そういうことですから、元に戻りますが、ぜひそういう経済面での支援も視野に入れてやっていただきたいというふうに思うわけです。その点、についてはいかがでしょうか?

照川市長
今の入学祝い金ですが今、数例が上がりましたが、他の自治体の取り組みをいろいろと調べまして、検討したいというふうに思います。しかしながら、そこに行くまで私が今予算を十分にかけなければならない教育関係のものがですね、例えば勝浦中学校の校舎改修等調査事業とか、これからの放課後ルームをどうしていくのかとか、そういう大きなですねテーマでもってたくさんの優先順位を考えているところです。子育て支援につきましてはこの前5万円という給付をしたところです。
様々な例があると思いますが、神奈川県では、もう50年前からそういう取り組みをしておりました。近隣ですね、様々な取り組みを調査をし、そして今、優先順位をどうするかということで、真剣にですね、今考えておりますので、
どうぞそこのところを汲み取り、願いたいと思います。以上です。

戸部議員
考えておりませんという答弁ではありませんでしたので、前向きに取り組みを検討を進めていただけるというふうに解釈をいたしましたが、照川市長さんそれでよろしいでしょうか?

照川市長
それで結構です。この教育費保護者負担の軽減を図る取り組みについては、大変重要なことなので、他の自治体、これをですね、よく研究してまいる所存です。以上です。

戸部議員
ではぜひよろしくお願いをいたします時間がありませんから先に進みます。具体的な教育環境施設等について、大変詳しく、教育長よりご答弁をいただきましたなおかつ要望も含めて何点かお尋ねをしたいというふうに思うわけです。
でも、まず最初に定員割れをしないできちんと配置されているというご答弁。よかったなと私は本当つくづくそう思いました。昨年の夏頃はですね、千葉県であっちこっちの学校で担任がいないっていうことがさんざん報道されましたよね。それで今年は採用人数を増やしたということも聞いておりましたので。
この勝浦市においては、きちっと定数通り配置されていると、さらに教育支援員さんも配置されているし、用務員さんも配置されているということでしたのでぜひ今後とも引き続きそういう体制整備を行っていただきたいということを要望しておきます、特にですね、お願いしたいのは、産休育休の代替の要員の確保っていうのは本当に大変だと思うんです。
正規教員を採用しなくちゃいけないわけですから、だからそういう兆候がわかったときには先手先手で手を打っていただきたいなということを、ここは要望をしておきたいというふうに思います。

それから二つ目に、エアコン設置の問題についてなんですが、先ほどの教育長答弁ですと、普通教室はちゃんとついてるよというご答弁をいただきましたが特別教室については原則設置していないというようなお話でした。この辺、例えば保健室も設置されてないんでしょうか?あるいは、図書室、子供たちが本を読むために通う図書室、あるいは多目的室、この辺はどうなんでしょうか?再質問いたします。答弁を求めます。

森庸光学校教育課長
設置当時ですね特に子供が活動する場所において設置要望があったところにつきましては、エアコンを設置しております。先ほど議員がおっしゃった多目的室とか。

(副議長より)答弁漏れというか、保健室とかだと思いますが。

失礼いたしました保健室には設置しております。

戸部議員
あと1分になってしまいました。それでは就学援助費の用紙の配布についてはぜひ回数を増やしていただきたいと思うんですね。コロナと物価高騰で本当に今大変だというふうに思いますから、よろしくお願いいたしますそれから、生理用品についてはそれで小・中学校に委員会活動があります。この委員会活動で大成功を収めている事例もいくつも報告されております。そのようなこともぜひお考えいただければありがたいと思います。ただ、学校の教育活動ですから、行政から無理やり押し付けるということはなじまないと思いますその点ご注意いただいてよろしくお願いをいたします。

最後にオーガニック給食のことについてですが、最低でも5年はかかるというふうに私は記憶しております。ですから、そういう中で今から本当に準備を進めないと間に合わないのではないかというふうに危惧をしているところです。
しかもお米ですね。今、小麦粉はすごい値上がりしているそういう中で、将来は米飯給食を増やしていくということも視野に入れて、オーガニック給食にも研究していただいて、ぜひそういう方向でやっていただきたいということを強く強く要望いたしまして、時間がありませんから、お答えいただけないと思います。よろしくお願いをいたします。以上です。

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