9月定例会 第3号 一般質問(戸部薫議員)

戸部薫議員の9月定例会の一般質問は以下のリンクをクリックすると見ることができます。

https://www.youtube.com/watch?v=SPz4o7YhsZ0

以下文字起こしです。

戸部かおる議員

日本共産党の戸部かおるです。
ただいまより登壇しての一般質問を行います。
ご承知のとおり、外国人も含めた日本の総人口は2008年に約1億2,808万人となりピークを迎えました。しかし、その後は減少を続けています。理由は、出生率の低下と日本への移民流入の少なさが大きく影響していると言われております。
そして、政府の発表では、2024年の総人口は約1億2380万人となり、前年2023年と比べますと約55万人の減少であります。また、2024年の出生数は約68万6千人であり、70万人を割りました。さらに本年2025年の日本の総人口は政府の推計で約1億1985万人であり、前年と比較しますと、約93万人と減少するというふうに報道をされています。さらに、政府推計では25年後の2050年には日本の総人口が9515万人となり、1億人を割ると見込まれているところであります。ここで注意をして見ておかなければならないことは、大都市圏では人口増加または横ばいが推計される見込まれる一方で、地方での人口減少が増加傾向にあるという予測であります。

こうした問題を解決するには基本的にですが、長期の見通しを持った産業の発展、同時に働く人たちの実質賃金のアップで、そうした経済の好循環、さらには国民が安心して暮らせる福祉、医療、教育などの充実は欠かせない課題であると私は強く思います。なぜなら、若い世代が結婚出産や子育て、教育、予期しない疾病等への対応などに対して大きな経済負担がかかるなどの理由から不安を抱いていることも明らかになっているからであります。

幸いこの勝浦市におきましては、こうした状況を踏まえてさまざまな施策を展開することに執行部の皆さんの努力が払われています。例えばご承知のように、子どもと子育て、家庭に限っていえば、小中学校の給食費の無償化、18歳になった年度末までの医療費の全額補助、スクールバス運行や通学定期券の補助などなどその代表として挙げられます。
こうした施策の継続とともに、より一層の充実を願うものであります。

したがって私は本日は子どもの未来応援課の設置条例に賛成をした者の一人として、人口減少中の本市の出産、子育て、保育、教育等に関わる施策の充実を心から願い、勝浦市子ども計画の施策成功のために市長にお伺いをいたします。勝浦市子ども計画には今日の子どもを取り巻く厳しい環境下にあっても子ども真ん中、明るく元気な子どもと笑顔があふれる勝浦という基本自然のもとを子ども対抗が目指す子ども真ん中社会の実現に向け、誰もが未来に希望が持てるよう支援してまいりますと市長の言葉が載っています。このことについてより具体的な市長の見解あるいは説明をお伺いいたします。
以上、申し述べまして、登壇しての質問といたします。
よろしくお願いをいたします。

照川由美子市長

ただいまの戸部議員の一般質問にお答えします。
出産、保育、子育て、教育等に関わる施策の充実に関するかつらし子ども計画における具体的な見解及び説明についてであります。

すべての子ども、若者が生涯にわたる人格形成の基礎を築き、自立した個人として健やかに成長することができ、心身の状況、置かれている環境等にかかわらず等しくその権利の擁護が図られ、身体的、精神的、社会的に将来にわたって幸せな状態で生活を送ることができるとされる子ども真ん中社会の実現により、子ども若者が自分らしく自らの希望に応じてその意欲と能力を生かすことができる社会になると考えます。

このことを踏まえ、子ども真ん中、明るく元気な子どもと笑顔があふれる勝浦を掲げました。すべての子ども若者、妊産婦、子育て当事者が誰一人取り残されることなく、未来に希望を持ち、地域で遊び、学び、健やかに育つことができる勝浦市を目指してまいります。

以上で、戸部議員の一般質問に対する答弁を終わります。

戸部議員

市長答弁、ありがとうございました。
できましたらもうちょっと具体的に内容をご説明いただければ大変ありがたかったな、というふうに思います。
しかし大事な点が踏まえられておりました。例えば、最後に述べられた、未来に希望を持ち、というこのフレーズでありますけれども、私も本当に同じように考えます。と言いますのは今、スマホ、YouTubeなどを見ますと、次から次へと、これが真実なのかそうでないのか、というのがわからないような状況が今つくられています。そうした中で若者たちにとっては全員とは申し上げませんが、ニュースなどを読みますと何て言いますかね、自信を持って未来に向かうことができない、そういう不安感を常に抱いているというようなことが新聞などでも時々論じられています。

そういう状況ですので、このことを基本にしてぜひ、私の今日の質問は、もっともっと子どもたちあるいはその保護者に寄り添った施策が充実されることを願いまして質問をいたします。そのためには具体的に質問しないといけないというふうに思いますので、この子ども計画です。この分厚いものですが、一生懸命読ませていただきました。

最初に、先ほどの市長の言葉があったわけです。この子ども計画の中には、5年後には出生者数50人を目指すというそういう大きな目標が掲げられています。その後も50人を下回らないようにさまざまな取組を進めていくんだということが計画として入っています。そういう状況ですが、一方でもうちょっと大きな小学生や中学生に目を向けますと、いまだに教職員が未配置で担任がいないということが、これは勝浦ではありませんけれども、そういうことが起こっているわけです。したがって、保育園、子ども園、失礼しました子ども園や保育所、そういうところにあってはきちっとした受け入れ体制がどうしても必要だと、そういうわけで最初にまずお聞きしたいのはこの勝浦市には勝浦子ども園から上野保育所、佐野保育所があります。それぞれの施設の子どもが入れる定員及び現在なるべく直近がありがたいんですが、そこに在籍する、在籍という言葉は使っているかどうか分かりませんが、通っている子どもたちの直近の人数を教えていただきたいと思います。お願いします。

土間健太郎子ども未来応援課長

お答えいたします。
勝浦子ども園、上野保育所、総野保育所の定員と在籍数についてでありますが、令和7年9月1日現在で申し上げますと
勝浦子ども園は定員200名、在籍児童数134名、上野保育所は定員90名、在籍児童数51名、総野保育所は定員110名、在籍児童数18名です。
以上です

戸部議員

ありがとうございました。
計算しますと、定員は合計で400人。それから9月1日現在の通っている子どもの数は203人ということになりますね。400人に対して203人。十分な施設としての受け入れ体制は整っているということですね。私ちょっと計算しました。5年後に50人です。それをそのままずっと続けています。10年後にはもう例えば50人ないし50人、60人になったとしますね。
その時点で子ども園や保育園に通う子どもの数というのは、ゼロ歳も生まれた全員と考えてみれば300人を超すわけですよね。ぜひそうなってほしいというふうに、すごく強く思うわけです。そういう300人に対応する定員なのかなというのは、ちょっと疑問に思ったものですから質問をさせていただいたわけです。これで安心をいたしました。ぜひそうなるように私どもも支援をできたらな、というふうに考えております。

そうしますと、今度はお子さんを預かる保育士の方ですね。先ほど小中学校では全国的に見ると教員未配置で担任もいない学校もあるというようなことが最近、報道の数は少なくなりましたが、そういうことが言われています。せっかく子どもたちが通ってきた。しかもよちよち歩き、あるいはそれ以前の子どもも帰ってきた、そんなときに保育士がいなかったら一体どうするのかという問題になるわけでありますので、つい数年前も含めまして、この間保育所の保育士の配置基準というのはかなり変わりましたと思うんですね。72年ぶりに変わったとか、なんていう話も聞いております。そこで最新の情報として、保育士の配置基準について質問をいたします。

おそらく小さなお子さんと5歳児とでは配置基準が違っているのかな、というふうに思いますが、例えば、子ども何人につき保育士1人とかってこうなっていると思います。そのことをお尋ねしたいのと同時に、この勝浦市の子ども園2ヵ所の保育所、この基準をきちっと守っているか、満たしているか、その辺について答弁をお願いいたします

土間子ども未来応援課長

お答えいたします。
保育士の配置基準についてですが、国の定める人員配置の基準では、0歳児は保育士1人当たり子ども3人まで、1歳から2歳児は保育士1人当たり子ども6人まで、3歳児は保育士1人当たり子ども15人まで、4歳児から5歳児は保育士1人当たり子ども25人までとなっております。なお、全ての保育所子ども園で配置基準は満たしております
以上です。

戸部議員

御答弁ありがとうございました。よくわかりました。そこで配置基準は満たされているということでありますので、またこれ余計な心配かもしれません、杞憂に終わることを望んでいるわけですが、年度途中から入園する、例えば勝浦に転居してきました小さなお子さんがいました。ぜひ保育園に入りたいです。こういうような場合ですね。現在の保育士の基準は満たしているわけですけれども、そういうふうに新たに入園希望者があって受け入れようとするときにはどのような対処をされますか教えてください。

土間子ども未来応援課長

お答えいたします。
途中入所の場合の対応なんですけれども、各施設の職員の配置については、各施設の定員や実情に見合った職員を配置しております。途中入所については、保育士の配置基準を超過しない範囲で受入れを行っております。
以上です。

戸部議員

ありがとうございます。
基準を満たしながら、その範囲の中で受入れをしていくという答弁だったと思います。
さらに、年度途中で保育士の方がお辞めになった、つまり何らかの事情、例えば介護だとか、あるいは病気になっちゃったとか、そういうことはあってほしくないんですけれども、何らかの理由で保育士の退職が生じた場合にはどのように対応されますか教えてください。

土間子ども未来応援課長

お答えいたします。
年度途中で保育士の退職者が生じた場合の対応でありますが配置されている職員での対応が可能かどうかをまず検討を行い、現状の職員での対応が困難な場合は会計年度任用職員を雇用するなどにより対応いたします。
以上です。

戸部議員

ありがとうございます。
今の御説明といいますか答弁を受けて私すごくうれしくなりました、といいますのは保育士が足りなかったら年度途中会計年度職員を雇用する予定だという。そこまで踏み込んで答弁をいただけるとは思っておりませんでしたので大変だとは思いますが、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。

それから関連してなんですが、お子さんの中にはかなり、どう表現したらいいんでしょうかね、難しいお子さんが、専門家の保育士でも、その子どもさんをお預かりして育てていく面倒を見ていく、面倒という言い方は正しくないですね、保育をしていく、そういうときに難しいお子さんもいるんじゃないかな、というふうに思うんですね。病気がちだったらお医者さんの助けを借りればいいわけですけれども、そういうことだけではなく、結構マンツーマンで対応しなければいけないようなお子さんもいらっしゃるのではないか。勝浦市にいらっしゃるかどうかは分かりませんが、新聞などを読んでいますと結構そういう記事が目につきます。そういう場合の対応の仕方ですね。簡単に言うと、マンツーマンで対応しなければいけない子どもさんの場合は現在もし事例があったとしたらどのように対応されているのでしょうか。

土間子ども未来応援課長

お答えいたします。
マンツーマン対応が必要なお子様の場合ということでございますが、配置された職員の中で柔軟に対応しておりますが、適正な保育、そういったものを確保するために状況によっては会計年度任用職員を雇用するなどの対応をしております。
以上です。

戸部議員

安心いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
次に移りますが、今度は費用の問題についてお尋ねをしたいというふうに思います。私実は30数年前、子ども2人をパートナーと一緒に育っていました。朝送って行って、夕方迎えはパートナーに頼むと、そういうような状況をやってきましたが、その時は保育料が結構かかりました。今はあんまりかかっていないような、もしかしたらゼロ円だというようなお話も聞いているわけですが、子ども園、それから保育所の毎月の保育料ですね、基本的なものも含めて、おそらく所得によってそれは金額に差があるというふうには推測はいたしますけれども、多分、0歳2歳あるいは3、4、5歳では違うのかなとかいろいろ思いますけれどもこの保育料という言い方でいいんでしょうか。
これについて教えてください。お願いします。

土間子ども未来応援課長

保育料についてお答えいたします。3歳から5歳児につきましては、令和元年10月からの国の幼児教育保育の無償化の施策により無償化となっております。
0歳から2歳児については所得に応じて保育料は異なっておりますが、令和7年度からの市の独自施策により無償化と無料となっております。
以上です。

戸部議員

ありがとうございました。
結論的に言えば、保育所に通っているお子さんの保育料というのは全部0円だという理解をしたいと思います。その中でも3歳から5歳児については令和元年度から、それから0歳2歳児の保育料というのは今年からですね。今年度から市の施策によって無料になったということであります、そういうふうに理解をいたしました。

では次に保育料は0円ということはわかったんですが、私は思い出しますと、当時、おむつを持って行ったり、あるいはお昼寝のときの、こういう小さな布団を月曜日に持って行って金曜日ですか、当時は土曜日だ。土曜日に持ち帰ったりとか、そんなことをやっておりました。それとの関係で、現在はおむつは多分紙おむつじゃないかというふうに思うんですが、結構消費するものですので、そのおむつ代の徴収、おむつ代を集める、などということはおやりになっているんでしょうか。

それからもう一つは、絵本とかあるいは画用紙などを消耗したときの、いわゆる教材費。こういったものは保護者負担なのでしょうか。それとも市の方で揃えて買って保護者から集めていないのでしょうか、大変細かいことで申し訳ないんですが、市民から聞かれたときにちゃんと答えられるようにしたいと思いますので、その辺質問をいたします、お願いします

土間子ども未来応援課長

お答えいたします。
おむつやお尻拭きについては個人で使用するものであることから、家庭から持参していただいております。
教材についてはのりとか、そういった個人用の文房具については各家庭の負担となっております。
また勝浦子ども園では個人が利用する教材として教育雑誌を保護者の負担により購入していただいております。
以上です。

戸部議員

ありがとうございました。よくわかりました。
次に勝浦市の場合、先ほども登壇して申し上げましたように、素晴らしい施策の一つとして、小中学校の給食費というのは市の負担によって無料になっています。そこで子ども園や保育所に通う子どもたちの食費についてお伺いをいたします。まず、給食とは言わずに主食費、副食費という表記になっております。ですのでなぜこのような表記なのか、ということについてお尋ねをいたします。それから、保護者の負担はどのようになっているのでしょうか。この点についてもお尋ねをいたします。

土間子ども未来応援課長

お答えいたします。
主食費と副食費の表現ということでございますが主食費については、ご飯やパンにかかる費用、いわゆる主食にかかる費用としております。また、副食費については、おかず、牛乳、おやつなどにかかる費用として、それぞれ整理しております。令和4年度までは保育所、子ども園での主食については家庭からの持参をお願いしておりましたが、令和5年度から主食の提供を開始いたしました。この主食の提供開始と合わせて、主食費の無償化を実施しております。また、副食費については今年度から無償化を実施しております。無償化の実施の理由といたしましては、子育て世代の経済的負担を軽減するということを目的として無償化としております。
以上です

戸部議員

はい、答弁ありがとうございました。主食については令和5年から無料、それから、副食費、おかず、牛乳、おやつ等については今年度からですね。これも令和7年度とおっしゃいましたので、今年度から無料になっているということであります。大変素晴らしいことだというふうに思うわけです。しかも保護者の皆さんの負担軽減のためという理由もお話をいただきました。ありがとうございました。ですから私市長にお願いがあるんですが、質問じゃありません。勝浦市の場合、そうすると、生まれて0歳から中学校を卒業するまで子ども園や保育所やあるいは小中学校で食事する場合、食事といいますか、食べる場合、給食ですね、これについては全て勝浦の子どもたちは0円なんだという、そういうことですね。私今日、質問してもしかしたらとは思ってましたが初めてわかりました。これ、もっともっとPRすべきじゃないでしょうかということを申し上げたいと思います。

これに関連してこの食事に関連してなんですが、これも私質問書を作りながらいろいろと昔を思い出すことがありました。私ごとで大変恐縮なんですが、子ども2人育ててその2番目の子どもが大変な。生まれた時からのアレルギーの持ち主でした。新米のパパでしたからなぜそうなのかわからなくて、病院に連れて行ったら、1年半ほど子どもが口にしたものを全て書き出してお医者さんに見せるという、そういう中でアレルギーチェックをして今は30代半ばすぎ、40近くの家庭持ちの男、親に育つことができました。大変恐縮ですが、つまりアレルギーというのは本当にわからない問題ですね。これは子ども本人には責任のないことだというふうに私は思っています。そういうことから無料で食事を提供してくださる市にとっては大変ありがたいお話なんですが、子どもたちは喜んでいると思いますけれども、万が一を考えてこのアレルギー対策というのはどのようにとられているのか、現状を質問いたします、お願いします。

土間子ども未来応援課長

お答えいたします。アレルギー対策についてでありますが、まず保護者から食物アレルギーに関する調査票を提出していただきます。この調査票に基づき、アレルギー該当食品をマーカーした献立表を子ども園、保育所また保護者とで共有いたします。給食センターで調理された給食を食べる3歳から5歳児については、アレルギー該当食品が含まれるおかずは提供しないこととなっております。

保育所子ども園で調理した食事を食べる0歳から2歳児の場合は食物アレルギーを持つ子どもに対しては、個別に調理員が対応しております。
その場合には、名札等を付して配膳するなど誤って提供することがないよう対応しております。
以上です。

戸部議員

食事作り、調理の方法、そして出来上がったものを間違いなく子どもに届けるマーカーや、あるいは名札の配慮、本当にありがたいことだというふうに思います。ぜひ、今後ともよろしくお願いをいたします。

次の質問に移りたいと思います。子どもたちの送迎ですね。
送迎についてなんですが、パソコンで市のホームページをいろいろ調べましたら、3歳児以上が利用する送迎バスの件が載っておりました。

まず、質問の1点目は、これは有料でしょうか、それと無料でしょうかということが1点目です。2点目は総野保育所に送迎バスが運行されていない。これは何かの理由があるのではないかなというふうに私は推測しました。他の保育園子ども園は送迎バスが運行されているんですけれども、総野保育所だけは運行されていない。なぜなのか、ちょっと気になりましたので、差し支えなければ御答弁をお願いいたします。

土間子ども未来応援課長

はいお答えいたします。
まず、送迎バスの料金については無料となっております。
次に、総野保育所に送迎バスがないことについてでございますが、送迎バスの運行は東日本大震災後に沿岸部の保育所の高台移転に伴い実施しているものであります。
総野保育所については、高台移転の影響がなかったことから送迎バスの運行は行っておりません。
以上です。

戸部議員

ご答弁ありがとうございました。
そういう事情があったわけですね。了解です。

続いて、時間外保育延長保育の制度についてお伺いをしたいというふうに思います。前、議案の提案があったときにもうちょっと詳しく質問すればよかったかな、というふうに今反省しているところですが、時間外保育の時間外という考え方について、具体的には何時から何時までを時間外保育延長保育というふうに考えています、というようなことを教えていただければありがたいです。お願いします。

土間子ども未来応援課長

お答えいたします。
時間外保育延長保育についてですが、延長保育については勝浦子ども園で行っております。
勝浦子ども園では朝7時半から夕方6時30分までこれを保育標準時間としております。
この保育標準時間外の受け入れということで、朝の7時から7時30分、夕方の6時30分から7時までこの受入れにかかるものを延長保育としております。
以上です。

戸部議員

ありがとうございました。分かりました。
それで具体的になんですが今年度の4月以降の延長保育の利用児童数、児童数じゃないですね、利用した子どもの数を4,5,6,7,8、できればこの5ヶ月間の延べ人数を朝の場合と夕方の場合とに分けて教えていただけますか
お願いします。

土間子ども未来応援課長

お答えいたします。
延長保育の今年度の利用者数ということでございますが、8月31日現在で申し上げますと朝の利用が延べで116人、夕方の利用が延べで40人となっております。
以上です。

戸部議員

そうしますと、5ヶ月で116人と40人ですから毎月20数人と10人近くが朝と夕方に利用されているということだと思います。
私も子育てのとき延長保育使いました。大変助かりました。ぜひ、皆さん、これ利用されている方、大変喜んでいらっしゃると思います。

続いて出産祝金制度、それから在宅子育て支援制度についてお伺いをしたいというふうに思います。おそらくこれは今年度から始まった事業かなというふうに思うんですがそのことについても教えていただければ大変ありがたいです。
お願いいたします。

土間子ども未来応援課長

お答えいたします。
出産祝い金制度、在宅子育て支援制度についてですが、いずれも令和7年度からの新規事業であります。出産祝い金については、第2子の出産に対しては20万円、第3子以降の出産については40万円を給付しております。また出産祝い金制度とは別なんですけれども、おむつ等給付金支給事業というものがございまして、全ての子どもの出産に対して10万円相当のおむつ等給付金を支給しております。

在宅子育て支援制度についてですけれども、生後8週間に達する日の続する月の翌月から満3歳に達する日以降の最初の3月31日を迎えるまでの間、在宅で子育てし育児休業手当とかそういったものを受けていない方を対象に月額1万円を給付するものであります。
以上です。

戸部議員

そうしますとまとめますと、お子さんが生まれた場合は1子、2子、3子限らず、まずは10万円相当のおむつ検討が提供されるといいますかということですね。

そしてさらに、第2子、第3子になりますと、それ以外に20万円、それから第3週は40万円のお祝い金が支給されると
こういう理解でよろしいですか、ありがとうございます。
それから、在宅子育て支援制度についても条件はあるものの、月1万円、第8週、お子さんが第8週になってから3歳になった年度の年度末までということと理解をいたしました。
いろいろと答弁ありがとうございました。

また最後になんですが、市長にお願いがあります。答弁は結構です。お願いです。

まず、第一点はファミリーサポートセンターの件についてなんですが、いろいろと調べましたら、3日前までの申し込みで初めて利用が可能になると、実は私昨日今日の災害時の対応ということについてさまざま要望や議論がありました。
そのこととこれを関連づけて考えてみますと、例えば今ファミリーサポートセンターを利用しようとして、もう3日前までに申し込まなければ利用できないということになっています。そうしますと、災害、例えば地震や台風などが起きた。したがって電車はストップ、それから道路も寸断されて家に帰れない、そういう保護者が頼れるところというのは緊急時の、そういう避難保育といいますか、そういうことが必要なんではないでしょうか。それも子どもの未来を守る応援するという立場から、ぜひともこれは何らかの形で事業化していただきたいということは一つ目です。

それから二つ目に今日持ってまいりました。これ、東京新聞の今年8月22日号なんです。これを見ますと。私もこれを読んでびっくりしましたが、香害、公の害ではなくて香りの害ですね、このことについて記事が載っていました。要するに本人しかわからない。あるいはその保護者しかわからない。そういう害なんだそうです。したがって周りの大人たち、子どもたちはこの香害について、香りの害について誰も気づかない。そういう要するに、お医者さんに行きますと化学物質過敏症などという病名がつくんだそうですけれども、こういう香害についても今日は私勉強不足で質問できませんでしたが、今後何らかの対策をしていく必要があるのではないかとこの新聞を聞きましたら、結構全国的には大変な問題になっているということが分かりましたので、それも2つ目の問題として、課題としてぜひ市長にお願いをしたいというふうに思います。

3つ目に先ほど来、いろいろ質問をさせていただいて、子ども未来応援課をつくって、今年の4月から新しく始まった事業はいくつもありました。それはやっぱり本当に子どものこと、その保護者のこと。勝浦市の未来を考えるならば必要なことだというふうに私は思っています。だからこの子ども未来応援会をつくる条例案が出たとき、賛成した者の一人としては大変よかったな、というふうに思っているところでありますが、今何点か申し上げましたように、引き続き子どもたちの未来を応援して、そしてその保護者も安心して勝浦に住めるように、そういうふうにしていただきたい。そのことをぜひ私はもっと積極的にPRすべきだというふうに思っているんです。

例えば東京駅の京葉線通路ですかあ、そこに年間210万円のお金を出してPRやってますよね。大きなパネルでですので、あそこの一部分に例えばですよ、例えば夏涼しく冬温かく、そして子ども、子育てに全力の街勝浦とか、例えばですけど、そういうキャッチコピーつけて、やっぱり勝浦は涼しいだけじゃないんだ、子育て、出産、子育て、それから子ども教育に町上げて、市が先頭になって頑張ってるんだっていう、そういうPRを、私はどんどんやるべきじゃないかというふうに思っているんですね。今の東京駅の地下通路にあるPRは観光がメインになっているんですよね。それもとっても大事だというふうに思うんです。でも、観光は来てくださっても1日2日で帰っちゃうんです。でも、子どもを育てる環境のいいかつらにということになれば、定住してくださるわけですよですので、ぜひそういう点も考えていただきながら、PRの強化をお願いをいたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

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